ベトナムの結婚式がどのように行われているかご存じですか?
(20200924-01)
ベトナムの結婚式がどのように行われているかご存じですか?
今回はベトナムの結婚式について詳しくご紹介します。
(I)ベトナムの結婚式
「ジューンブライド」という言葉がありますが、6月に結婚すると幸せになれるというジンクスがあります。しかしベトナムでは、雨が降りにくい3月から9月に結婚式を挙げるのが人気です。また、式の挙げ方は地方によっても異なります。
参加者人数は500人から1000人が一般的です。とても多く驚いてしまいますよね。それに1日では終わらず、2日間から3日間行われることが多くあります。新郎新婦の実家の距離が離れている場合などは1日で行います。
(II)結婚式の前に準備すべきこと
-招待状をもらう:招待状はだいたい、結婚式の1〜2週間前に届けられるのが一般的です。また、招待状を持っていなくても友人ならば参加しても問題ありません。招待状は新郎新婦によって全て手書きで作成し、専門店で注文、手渡しで配られます。
-結婚記念写真:新郎新婦はブライダル専門店で好きなドレスやスーツをレンタルし、記念写真を撮ります。女性にとってはお姫様になれる一番きれいな瞬間だと思います。
-実家で行わない場合はどこか会場を借ります。
(III)結婚式の特徴
-ご祝儀の金額については相手との関係性や結婚式の会場、夫婦揃っての招待かどうかなど考慮すべき点は様々あります。
-会場では新郎新婦が受付で来賓者を温かく出迎えてくれます。到着時にすてきな新郎新婦と写真をとるのもいいかもしれません。披露宴は日本の結婚式と似ており、新郎新婦が登場し、ケーキ入刀やシャンパンタワーなどのセレモニーがあります。その後、新郎新婦はそれぞれのテーブルを回って挨拶をしたり、記念撮影したりします。
-食事が終わった人から自由に帰るスタイルなのですが、途中で帰る際には新郎新婦にもう一度祝福の言葉をかけてから式場を退席しましょう。
-ベトナムの結婚式に参加する際の服装は日本ほどしっかりと決まっているわけではありません。男性の場合、ビジネススーツにネクタイを締めていれば十分な格好です。女性の場合はアオザイを着て結婚式に参加する人もいますが、パーティー用のドレスやシンプルなワンピースでも問題ありません。
-円卓(テーブル)は地方によって6席から10席あります。例えばHAI DUONG県では席が6席ありますが、QUANG NINH県では10席あります。
(IV)まとめ
結婚式はどの国でも誰にとっても特別で大切な日です。結婚式のために一時帰国しているなど、時間があまりない新郎新婦は1日で式を行いますし、逆に2、3日使って式を行うスタイルもあり、その家族それぞれの結婚式はガラッと違います。もし参加する機会がありましたら、是非ベトナム式結婚式を体験してみて下さい。幸せの時間を分かち合い、きっと楽しいと思います。
以上、ベトナムの結婚式の特徴でした。
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