今回は、ベトナムの祝祭日を日本の皆様にご紹介したいと思います。
(20200729)
今回は、ベトナムの祝祭日を日本の皆様にご紹介したいと思います。
1月から12月まで順番にご紹介していきますね。
・1月・・・旧正月テト
約一週間全国的にお休みになります。面白いことに年度によってテト日が違います。2020年では1月23日から1月29日まででした。テト日について下のアクセスリンクに詳細が書いてあります。興味のある方はご覧くださいね。
http://jvi.co.jp/1998/1015/ベトナムのテト(TET).html
・3月10日・・・フン王の命日
フン王(雄王(フンヴォン))は最初の国家、文郎国(ヴァンラン)の支配者です。
・4月30日・・・南部解放記念日
1975年の4月30日にベトナム民主共和国(北ベトナム)がベトナム共和国(南ベトナム)の拠点であったサイゴンを制圧して戦争が終結しました。これによって南北が統一されたことから、4月30日は南部解放記念日と呼ばれています。
・5月1日・・・メーデー
南部解放記念日の翌日となるためベトナムではこの2日は貴重な連休となります。土日と重なると4連休になるので、ベトナムでは多くの人が旅行に出かけます。
・6月1日・・・国際子どもの日
6月1日には、各地で子供向けのイベントが開催されたり、商業ベースでも「子供の日記念セール」などが実施されています。普段あまりできないキャンプをしたり、夜に子供連れの家族で街が賑わったりします。
・旧暦7月15日:・・・ヴーラン祭
ベトナムのお盆です。
まずは家族の先祖などの供養をします。次にこの土地の先祖の供養を行います。最後に身寄りの無い人達の供養をします。ベトナムのお盆にあたるヴーラン祭では、家、家具、車、バイク、自転車、テレビ、エアコン、その他の生活用品を紙で作り、これを燃やします。
・旧暦8月15日・・・テットチュントゥ=節中秋 =Tết Trung Thu.
現在は子供のための日となっています。各小学校では中秋が近づくと、灯篭を買って学校に持っていき、皆で中秋の歌を歌ったり、中秋にちなんだ遊びをしたり、お菓子が配られたりします。中秋には日本では獅子舞と呼ばれている「múa lân(ムアラン=麒麟舞)」も欠かせません。
・9月2日・・・建国記念日
第二次世界大戦中の1945年、当時ベトナムにも進駐をしていた日本が8月15日に降伏をし、阮朝(グエン朝)の皇帝であるバオダイも8月30日に退位をします。
この後、当時の主席であるホー・チ・ミンが9月2日に独立を宣言し、ベトナム民主共和国が誕生しました。
・3月8日、10月20日・・・女性の日
女性の日は3月8日と10月20日の1年に2日あります。
3月8日は「国際婦人デー」と呼ばれています。10月20日はベトナムの女性の日と呼ばれていて、ベトナムにだけある特別な日です。その理由は世界中の女性達に平等に扱われる権利を与えてほしい、という思いからです。そして、女性たちが社会と家族に役割を果たし、貢献していることに感謝をする日です。
・11月20日・・・教師の日
この日、学校では教師の日のイベントが開かれます。子供たちが先生方に歌や踊りを披露したり、地域では優秀な教員への表彰などが行われます。先生の日のプレゼントは、花束や石鹸・シャンプー、化粧品などです。最近は現金を先生に渡すことも多くなっています。学生達も先生の家を訪問したりします。先生にとってとても大切な日ですよね。先生は男性なら、スーツ、女性なら、アオザイを着ます。
まだまだたくさんの祝日がありますが、今回はベトナム人にとって一般的な祝日をご紹介しました。また次回も面白い話題を用意しますのでお楽しみに!!
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